2017年7月18日火曜日

特別支援学校にだって夏休みの宿題がある

もうじき夏休みですが、去年の夏にカルチャーショックを受けたことがあります。
いや、ある意味偏見を持っていたのかもしれません。
特別支援学校でも普通の小学校と同じように夏休みの宿題があります。 

素晴らしいことに、一人一人の生徒の学力に応じて先生方が手作りして下さったものです。生徒ひとりひとり状況が異なるので、宿題を用意するには画一的なものって訳にはいきません。去年は全員に課せられる日記(と言っても字を書けませんから、大人が下書きした文字をなぞって書きます)と、一人一人に手書きで作られたひらがなの書き取りの宿題が出ていました。ポスターコンクール向けに、ポスターを画く子もいます。

先生方から子供達の育成に多大な労力を掛けていただけている事に、あらためて驚いたのでした。

2017年7月15日土曜日

交流学習に行ってきました

先日、交流学習にいってきました。
障害児の保護者が希望した場合、本来なら通うはずだった学区内の公立小学校に通い、年に数回だけですが健常児と一緒に授業を受けます。もちろん通常の授業にはついて行けないので、そこは音楽や図工、体育など一緒にできそうな科目を一緒に受けさせて貰います。
障害児の交流体験はどうしても少人数のコミュニティに限定されがちです。交流学習は障害児にとって大人数でのコミュニティを経験する数少ない機会になります。また知的障害児の場合、幼稚園は健常児と一緒だった子も多く、旧友と親交を結ぶ数少ない機会になります。
当日は図工の授業を受けた後、特別支援学級に場所を移して算数を勉強したそうです。私も同行したかったのですが、当日は妻が付き添っていきました。色々とフォローをしなければならないものと身構えていた用ですが、実際には子供達がフォローに入ってくれるので、教室の後ろで空気になっていたそうです。
当人もたのしかった様子。次回の交流学習が楽しみです。

参考:文部科学省:交流及び共同学習ガイド